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珍しい【ビシャン加工】の敷居石のご注文でした

ビシャン加工とは

弊社にいただく敷居石のご注文で最も多い仕上げは本磨きです。
本磨きはツルツルした表面で艶のあるのが特徴の仕上げ方法です。

↓ これは本磨きの敷居です。空の雲が映るほどピカピカです。

↓ 今回ご注文いただいたのは珍しいビシャン加工の仕上げでした。

ビシャン加工とは石の表面加工方法の一つで、
ビシャン仕上げと呼ぶこともあります。

ビシャン加工を行うと石の表面がざらざら、ぼこぼこした感じになります。
艶はありません。

手作業の場合こんな道具を使い職人がコツコツと石を叩き加工していきます。

↑ この道具の名前は「ビシャン」。機械ビシャンもあります。

料理をする方は「あ!アレに似てる」と気が付かれるかもしれませんね。

石を叩く道具のビシャンは、
トンカツなどを作る際に肉を叩く道具である「ミートハンマー」「肉叩き」に似ています。

肉の場合は叩くと繊維が壊れ柔らか~く美味しくなるのですが、
石の場合は慎重さが必要です。

なぜなら石はどこか一部が欠けてしまうと
どんなに素晴らしい石でも価値がなくなってしまうからです。

石を叩いて加工するビシャン仕上げは石が欠けてしまうリスクがあり、
特に角部分は難しいです。

面止め


↑ 敷居の端にご注目ください。

端部分とその他の違いがわかりますか?

石のエッジ部分を見てください。
赤線の部分は面取りがしてありません。

この部分には柱が乗るので面を止めています。

石の角に気を付けて梱包

敷居は横向きにして木の台座に固定。
これも配送中に石が割れないようにです。

先程も書きましたが
石は角が大切。

しっかりダンボールで保護します。


「割れ物注意」
「ドライバー様、配達前の事前連絡をお願いします」
のシールを数か所に張り付け出荷準備完了です!

今回のビシャン加工の敷居石は
兵庫県の弊社→佐賀県へお届けしました。

STクラフトでは全国に敷居石にレールを取り付けて発送しています。
これまで47都道府県全てに発送実績があります。

こちらからの営業は一切いたしませんので
どんなことでもお気軽にお問合せください!

LINEでのお問合せも歓迎です!

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